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考える力

年度末に向け、さまざまな委員会やプロジェクトが仕上げの時期に入っています。
先日、アドバイザーとして関わっているプロジェクトの成果発表会がありました。

その振り返りの席で、プロジェクトメンバーから、「満足できる内容なのですが、最初から先生に具体的な方法(答え)を教えてもらっていれば、内容の質を高めるために時間を使えたようにも思います。」との感想がありました。
限られた時間の中で、かつ他の仕事をやりながら結論を出すものでしたから、その気持ちは判りますが・・・。

私は、アドバイザーで関わる場合、「教えすぎないこと、一緒に考えること」を大事にしています。(よく、言われていることですが。)
まずは基礎を教え、その後は相手の理解度や状況に併せて、問題の解き方や次の展開を、手を変え品を変え伝えます。また今の時代、問題の解き方もひとつではなく、私の知っていることだけがふさわしいとも限らないので、一緒に考えながら進みます。

やり方(How to)を教えてもらう方が簡単でよさそうなのですが、そうなると問題を解くために深く考えること、「何(What)」 と 「なぜ(Why)」 の2つが抜け落ちてしまいます。
How to も確かに大事ですが、What と Why が抜け落ちると、その時はわかったような気になりますが、他のケースに遭遇すると、実は全く応用が利かないのです。

そして、結果がでないからと、別なHow to を求めて、渡り歩くようになります。しかし、What と Why は時間がかかることが多く、敬遠されがちですね。もしかしたら、What と Why を考える方法がわからないかも・・・?

今回もそうでしたが、最初は苦しく、何度もやり直しを繰り返すのですが、ある時期を越えると、急に全体が見えてきて、解けるようになってきます。こうなるとしめたもので、こちらのアドバイス以上のものを作ってくるようになります

このやり方は、こちらも数倍大変なのですが、やり終えた後の成果が明らかに違うのです。
考える力や方法が身につくだけでなく、自分達で結論を出したという体験は、自信にもつながります。
自信をもって発表するメンバーの顔と、「次もできそうだ」 「考えることの意味がわかった」 との感想を聞きながら、あらためて教えすぎないことのパワーを感じると共に、頑張った私にもご褒美!でした。

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