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もみじと自由

今日は、文部科学省の調査で広島大学に行ってきました。
大学も競争の時代、限りある国の研究費の獲得を目指し、質の高い研究をいかにマネジメントしていくか、研究開発評価のヒアリング調査が目的です。

「“あれもこれも”から“あれかこれか”」という選択と集中。
勝ち組の大学、中央の大学に、ますます資源(人、お金、もの、知恵)が集まる傾向にありますが、その流れをなんとか変えようとする、いい研究者は地方にもいるんだという地方の中核大学の気概と、そのための努力をいろいろお聞きできました。

私は調査や講演に出かける場合、時間が許せば少し早めに入って、その組織や地域を感じる時間を持つようにしています。今日は、午後からのヒアリングでしたので、まずは学食に直行。先生方や学生さんの雰囲気を「ふむふむ」と感じながら、カキフライ定食を頂きました。(カキはもう少し寒くなってからの方が美味しいのですが、広島と言えばやはり外せません。)

組織や地域を感じる時間を持つのは、相手との話題にもなりますが、それよりも自分自身のエネルギーが馴染む気がして仕事がスムーズに進み、また、インスピレーションが生まれる場合もあります。挨拶のようなものかもしれません。今日の調査も、相手の問いかけに答える形で学食の話から始まりましたので、雰囲気が柔らかくなりアイスブレイクできたように感じました。

往復の山陽新幹線線からは、紅く色づき始めた山々が綺麗でした~。
そのもみじを見ながら、ふと「自由」について思いを馳せていました。

中学生の頃に読んだ桐島洋子さんの本に、「好きなときに、世界中の好きな場所に行けるようになりたい。」というような一文があり、「そうだよ。それには時間とお金の自由が必要。そういう大人になりたい。」と感動したのです。

「自由って、自分以外の何者にもならなくてもいいってことだよね。」
これは30代の後半、体のケアで大変にお世話になった鍼灸師の田中美津さんから聞いた言葉で、今でも時折思い出します。自分らしく生きるという意味でしょうか。

自己存在の自由、時間的な自由、経済的な自由の3つ。今の自分はどうなのかしら・・・

もみじを見ていて、もう一つ思い出したことがあります。
子供から「秋になるとどうしてもみじって赤くなるの?」と聞かれたら、親としては何と答えるのが良いかというお話。

その答えは、「いいところに気がついたね。一緒に調べようか。」だとか。これは数日前に書いたファシリテーションにも関係することで、質問も頂いたので、続きはまた。

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いいわけ

学校給食の中で午後から居眠りの多いメニューをご存知ですか?
答えは、「カレー」だそうです。

カレーを好きな子供は多いので、残さず食べるとか、お代わりするとか他の理由もあるかもしれませんが、香辛料がリラックスさせるそうです。スパイスによる刺激は、一旦、体を収縮させ、その後は収縮前の状態よりもリラックスさせるそうです。収縮すると、更に弛緩が起きる原理でしょうか。

学校給食、懐かしいですね~。
私が小学校の頃は、カレーに加え鯨の竜田揚げも人気がありました。
青海苔のついたちくわのてんぷらも好きだったな。

さて、今日のお昼は美味しいと言われるカレーうどん屋さんに、ある企業の方とご一緒しました。カレーうどんは美味しかったのですが、午後からの打合せ、少しウトウトしてしまいました。・・・ごめんなさい
今日は、ずーっと「ファシリテーション」について考えていました。
来週、ファシリテーションの研修を依頼されているので、そのための準備です。お茶を飲んだり、部屋の中を歩き回ったり、自分をその気にさせながら準備をしていましたが、考え続けているとさすがに頭が痛くなって、ご褒美にと夕方にはマッサージを受けてきました。

さて、ファシリテーションとは、もとは促進するという英語ですが、
「中立的な立場でプロセスを管理し、チームの力を力を引き出し、成果が最大になるように支援すること」です。
チームビルディングや問題解決に有効なので、数年前から注目されている分野で、ファシリテーション・スキルの本も沢山出版されています。私自身、意思決定やリーダーシップも教えていますので、その視点から組み立てたファシリテーションをお話しています。

ビジネスの場面でのファシリテーション・スキルは様々ありますが、私は「聞くこと」が最も大事だと思っています。
それもただ聞くのでなく、相手の話しの中のポイント・論理(IQ:知能指数)と、更にはその人が伝えたいことは何か、どういう思いや感情があるのか(EQ:心の知能指数)の両面、頭と心からを聞くことです

例えば、相手の内容は仕事の流れと業務量の両方を言っているけれど、改善は無理だという気持ちが根底にあるな~と、頭と心の両方から話の内容を聞くのです。それらを踏まえて、その内容を図や表にまとめながらロジカルに整理していくのですが、いきなりロジカルだけだと反発を招くかもしれません。
「なるほど~、現場ではかなり難しい状況なのですね。しかし、ちょっと待って下さい。現場の仕事の流れの問題を少しプロセスで整理させてもらっていいですか。」と感情を取り入れてロジカルに整理し、「問題はこれで表現できていますか?解決方法があるとしたら・・・」相手と共に考える環境を作り出します。

最近は、クリティカル・シンキング(論理的思考法)もよく取り上げられ、それ自体はよい傾向だと思います。(日本の学校教育では記憶力を鍛えても思考力は鍛えないので) しかし、グループでの問題解決の場面では、論理的思考力は心を合わせた聞く力があってこそはじめて活きるものです。そうでないと、ただ理屈ぽい人と思われて、人をやる気にさせることができません。
また、相手の気持ちがわかっても、論理的に落とす力がないと次の問題解決法へ向けた話へ展開することができないので、仕事ではいまひとつになります。

IQとEQ、ThinkとFeel。これはファシリテーションだけではなく、リーダーシップの領域でも必要なもの。
そして、嬉しいことにトレーニングできるのです。

夏にブログを書いてから、ナント2ヶ月も経ってしまいました。
最初の頃の「いつ更新するのですか?」「楽しみにしています」という励ましのお声が、いつしか「体は大丈夫ですか?」「もしかして何か事情があるのですか。」との心配の声に変わり・・・ご心配をおけかしてすいません。元気です。とにかく忙しい日々を送っていました。9月に長期休暇を取ったのでその影響もありましたが、原因は明らかに仕事の入れすぎ。今は無事に乗り切った自分に乾杯!ですが、少し、いやいや、かなり反省です。

9月に訪れたイギリスで、帰国後の生活へのアドバイスで引いたカードが「Boundary(境界)」でした。
具体的な説明は、「自分の領域を確保しておくこと。他の人に自分のエネルギーを取られないように。」でしたが、その時「私は大丈夫だわ。行きたくないお誘いにはにっこり笑ってNoって言っているしね。」と思ったのでした。しかし、これは他の人が自分のエネルギーを取るのではなく、「自分が入れた仕事で自分のエネルギーを取ることに気をつけて。」の意味だったのです、きっと。

仕事には、「やりたいもの」と「やったほうがいいもの」がありますよね。
私の手帳を真っ黒にしていた仕事の中で、「どれだけがやりたいもの?」という目で見ると、6割でしょうか。
残りの4割は、これまでの経緯から断れないもの、一生懸命に頼まれて受けたもの、何かの時に研究に繋がるだろうと思っているもの・・・でも、やりたいものではない。
しがらみに取り込まれずに、「自分の時間とエネルギーの使い方を考えよう。エネルギーを取っているのは自分自身」という恐さ。

店頭に来年の手帳が並び始めています。
来年の手帳を購入したら、やりたい仕事で一杯、いやいや、一杯じゃ今回を同じですので、やりたい仕事と楽しみごとで一杯!と手帳の裏に書こ~う。

今回は正直、懲りました。

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