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街で見かけると、必ず購入する雑誌に“ビック・イシュー(BIG ISSUE)”があります。
最新号の黄色い表紙には、ジョージクルーニーがにっこり笑っていますが、その下にはこう書いてあります。
「300円のうち、160円は販売者の収入になります。」
…ビック・イシューは、ホームレスの自立支援のための雑誌なのです。

ホームレス支援は公共の政策による解決ではないの?
景気回復による雇用創出とか、シェルター(避難所)の設置や 就労の支援など、確かに、行政もさまざまな政策を実施しています。
しかし、行政は仕事そのものを作り出し、直接お金を渡すことはできません。
ビック・イシューは"雑誌を販売するという仕事を作り出し、自立を支援”しているのです。

販売のための本誌も、会社から無料配布されるわけではありません。
自分で仕入れ、かつ販売場所と方法も工夫して売るのです。
35Pのコンパクトな中に記事は豊富、今回の特集「あなたとお金の新しい関係」も新たな発見があり、ジョージ・クルーニーの「今一番女性に魅力を感じるのは、ユーモアのセンス」というコメントにもちょっとドキッ、内容も面白い雑誌です。(ちなみに、毎号ハリウッドスターのインタビューが掲載されていますが、スターはボランティアベースで協力しているそうです。)

ビック・イシューのHPを見ると、「1日25冊~30冊販売すれば路上生活から脱出でき、最後は他の仕事への就職がゴール」とあります。
雑誌の販売という仕事が合わない人やそれぞれの事情もあるので、最後の就職までいかない人もいるようですが、そのチェレンジを応援することができます。
「ビック・イシュー(BIG ISSUE)」

公共の問題解決でもなく、寄付でもない。
ビジネス戦略と手法を通じた社会問題の解決、社会的企業(ソーシャルアントレプレナー)ですね。

ソーシャルアントレプレナー企業の商品やサービスを購入することによって、社会問題の解決に関与することができます。
企業の社会的責任(CSR)を実施している企業の株や商品を買うことによっても、社会を変えることに関与できます。

日々の私達の”買い物”が社会を変える・・・なんだか、ワクワクしませんか?
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今週も、いくつかのプロジェクトが修了を迎えました。

まずは、サイバー適塾(関西経済同友会の若手リーダー養成塾)6期生の成果発表会。
「儲かるCSR」をテーマとして、本業を通じたCSRを理論だけではなく、「食の安全・安心」という社会課題を実際のビジネスモデルから検討し、経済界幹部もご出席の場で発表しました。
成果発表はそのほんの一部、半年間、実にさまざまな議論を重ねました。

「生態系までを含んだ持続可能な社会と企業」、「安い経済コストの結果として社会が払う高いコスト」、「守りのCSRと攻めのCSR」・・・などなど、すぐには結論がでない内容に正面からメンバーで考え議論し、6期生としてのCSRを提案しました。
まさに、今後のリーダーとして不可欠な大きな問いに向き合った、楽しい時間でした。

何よりもメンバーのチームワークが素晴らしく、一人一人の性格や関心事が違うことが逆に相乗効果を生み出し、今回も一人ではできなかった内容と結論だったと思います。

終わってしまうのが淋しい~
成果論文ができたら、私のHPなどで紹介したいと思っております。

P.S 先日の「女性・生活者CSR36指標」が、日経BP・オンラインに掲載されていますので、紹介します。
(↓ 3Pありますので、記事を順次クリックして読んでください。)
  日経BP

企業と社会

梅は咲いたか~ 桜はまだかいな~
あっという間に3月。 日々書きたいことは山ほどあるのですが、追いつきません

昨日は、このブログでも紹介している 「女性・生活者CSR(企業の社会的責任)36指標」 の発表会でした。
HERSTORYさんの東京支社で、午前・午後の2回、今回の調査結果をお話しました。
海外や最近のCSRの状況から始まり、結論としては、「賢くかつ対等な消費者として、製品やサービスを選択できる情報提供・情報開示を求めていること」「製品個別、双方向のコミュニケーションが必要であること」をお伝えしました。

さまざまな企業の方がお越し下さり、リラックスかつ熱気ある雰囲気の中で開催。Q&A、意見交換も盛り上がり、予定時間を30分もオーバー。関心の高さを感じると共に、私自身も勉強になりました。
やっぱり、発信することは大事ですね。近いうちに研究成果を論文にまとめる予定です。

ひとつ終われば・・・というわけではないのですが、次は「儲かるCSR」です。
講師を務める サイバー適塾(関西経済同友会の若手リーダー養成塾) の研究成果発表会が来週。
今、半年間、塾生の方々が議論してきた成果をまとめています。
発表は塾生の方々ですが、共に半年間を走ってきたのでこちらも気合いが入ります。

「儲かるCSR」とは、逆説的。
決して、CSRは儲かるためにやるものではありません。
しかし、「で、CSRをやって儲かるの?」 「やらないといけないことは解るけれど、お金はかかるし競争に勝てるのか?」といった疑問に答えるために、敢えてテーマとして選んでいます。
本業と通じて社会の問題を解決することが新しい価値を生み出すこと、持続可能な社会への対応を中心に据えた本業の活動、その観点からCSRを整理・展開する予定です。

全ての社会問題の責任が企業にあるわけではなく、また、出来るわけではありませんが、企業がその資源とスキルを使い本業を通じて社会問題に対応することが、新しい付加価値を生み出し、企業にとっても社会にとっても持続可能な活動になることは可能だと思います。
その結果、行政でもなく、NPO・NGOでもない社会問題の解決が生まれます。
私自身が公共経営の立場から、ここ数年CSRを研究してきた理由はここにあります。

企業が社会から求められることは時代と共に変わりますが、松下幸之助さんの 「企業は社会の公器」 という言葉は、意味が深いものです。

立春に思う

今日は立春、急に思い立って春日大社にお参りに行きました。
今日から新年がスタートとも言われていますので、新しい気持ちです。

1月は学生さんの修士論文の仕上げの一方、図書館調査にでかけたり、講演会・研修でお話したりと動きのある一ヶ月でした。その中で、「持続可能な社会への責任とコスト」という言葉が頭を離れず、ずっと考えていました。

例えば、価格が安い海外の木材に押されて手入れされなくなった(できなくなった)国内の山々。
例えば、非正規職員の雇用は確かにコスト削減にはなるけれど、結果的に格差社会を産む。
確かに、競争が市場の原理。しかし、競争の先に何を生み出すのだろうか。
価格中心のものさしで選択してきた今の社会の結果を、ひしひしと感じるようになった一方で、そのものさしや流れを変えるための動きやヒントも様々にあって、自分の中で消化されつつあります。

今月には、昨年から開発している女性・生活者のCSR(企業の社会的責任)指標を発表予定であり、持続可能な社会の責任とコストについて発信を始めようと思っています
今日はクリスマス・イブ
息が白くなる寒さもクリスマスには何だか似つかわしいですね。

今年もあと1週間となり、テレビでは今年を振り返った特集が放映されています。
先週、「女性・生活者が気になった企業ランキング」がプレスリリースされました。
このランキングは、「クチコミ・マーケティング」で有名なハー・ストーリィの日野佳恵子社長と6月から実施している「女性・生活者から見た企業の社会的責任とコミュニケーション」の調査研究のほんの一部です。

企業の社会的責任(CSR)って、耳にしたことはありませんか?
簡単に言えば、「企業が利益を生み出すプロセス全体に関する責任」 です。(簡単ではないですね

例えば、
 ・商品の安全性や品質に対する責任 (Ex.製造の原材料や表示の適正)
 ・環境負荷に関する責任 (Ex.環境負荷を少なくする取り組み)
 ・従業員の雇用環境の責任 (Ex.従業員の働きやすさ)
 ・地域や社会に対する責任 (Ex.地域貢献や社会貢献事業)   
など、
利益を生み出すプロセスで何をやったかが問われるというもの。
随分以前にはなりますが、ナイキの児童労働や日本の自動車メーカー各社の海外工場が製造過程で多量の二酸化炭素を出していることが話題になりましたが、これもCSRです。

企業の行動が社会に与える影響は大きく、行政の政策を通じて社会を変えることも大事ですが、企業の行動はより実際的でありインパクトがあります。 ですから、ここ数年、公共政策の視点も活かしてCSRを研究しています。

今回のランキングには、「安全・安心」「環境に対する高い関心」「正直・誠実さ」など、企業を見る姿勢の中に、次世代を産み育てる女性ならでは特徴がいくつも見えています。
調査結果は客観的にまとめていますが、今回の調査を通じ、私自身は女性的なエネルギーが社会を変えていくように感じました。
年明けには、「女性・生活者のCSR36指標」を発表しますので、また、ご報告します。

そろそろ食卓の準備に戻ります。
今日のメニューはお鍋(クリスマスなのに変?・・・チキンは苦手なので。)
キャンドルを灯して、クリスマスソングをかけて、あったかいお鍋です。

女性・生活者が「今年、気になった企業」ランキング
http://www.herstory.co.jp/cms/news/contents/news_release/2007_1/post_71.html

ハー・ストーリィ
http://www.herstory.co.jp/

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